
「鰻を食べないお寺」の正体は三郷市の延命院!
2026年5月18日放送の『月曜から夜ふかし』で紹介される予定の「埼玉にある鰻を食べないお寺問題」。実はこれ、埼玉県三郷市にある「延命院」をはじめとする特定の地域に伝わる深い歴史的背景を持った伝承なのです。今回は、テレビ放送前にこの「鰻タブー」の全貌と、実際の場所やアクセス方法について詳しく解説します。
なぜ鰻を食べないのか?「虚空蔵菩薩」と鰻の伝説
延命院のご本尊は「虚空蔵菩薩(こくぞうさま)」です。古くから虚空蔵菩薩を信仰する地域では、「鰻は虚空蔵さまの使い(使者)、または化身である」とされ、鰻を食べることを禁忌とする風習が日本各地に残っています。
特に三郷市の彦倉地域に伝わる民話によれば、過去に大洪水が発生し、人々が濁流に飲み込まれそうになった際、無数の鰻が人々の身を支え、命を救ったとされています。この命の恩人(恩鰻)に対する感謝の気持ちから、地元の人々は「一生鰻を食べない」と誓ったと言い伝えられています。
境内にある珍しい「うなぎ供養塔」
この伝承が単なる噂ではない証拠として、延命院の境内には非常に珍しい「うなぎ供養塔」が建立されています。現代でも、この地域で古くから暮らす一部の世帯では、土用の丑の日であっても鰻を食べることを避ける習慣が残っているそうです。飽食の現代において、数百年前の感謝の気持ちを今でも守り続けているのは非常に感動的ですね。
延命院へのアクセス・拝観情報
【名称】 彦倉虚空蔵尊 延命院(えんめいいん)
【住所】 埼玉県三郷市彦倉1丁目83-1
【アクセス】 JR武蔵野線「新三郷駅」または「吉川駅」からバスまたはタクシー。駐車場も完備されています。
テレビ放送後は多くの参拝客で混雑する可能性がありますので、静かに見学したい方は時期をずらしての訪問をおすすめします。参拝の際は、境内にある「うなぎ供養塔」もぜひ探してみてください。


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