奇跡体験!アンビリバボー
【世界の空を安全に変えた日本人】
アメリカ史上最悪の飛行機事故!
ことみ
不可解な謎の風…原因を究明し、飛行機を世界一安全な乗り物に変えたのは、Mrトルネードと呼ばれたある日本人科学者だった!

ミナ
現在は誰しもが安全に乗り「最も安全な乗り物」とも言われている飛行機。 しかし、今から30数年前までは世界一危険な乗り物とされ、高い頻度で墜落事故が起こっていた。 そんな状況を変えたのはある日本人科学者の存在だった。

ことみ
1975年6月24日イースタン航空66便は、ニューヨークのJFK国際空港へ着陸態勢へと入ろうとしていた。

ミナ
降下地上150mのところに来た時、イースタン航空66便は、一瞬機体を上昇させた後すぐに急降下に転じ、滑走路に叩きつけられ、乗客乗員124名のうち115名が死亡、当時のアメリカ史上最悪の航空機事故となった。

ことみ
機体に異常はなく、パイロットの操縦ミスも考えづらい。そんな中、調査を進める中で、地上付近に強烈な横風があるという報告があった。イースタン航空は、謎の風を解明しようと、とある人物に調査を依頼した。

ミナ
その人物こそ、史上最悪の航空機事故の謎を解明し、後に飛行機を安全な乗り物へと変えることになる「Mr.トルネードと呼ばれた藤田哲也さん」だった!
2月16日 木曜 20:00 -21:00 フジテレビ
出演者
【ストーリーテラー】 ビートたけし 【スタジオメンバー】 剛力彩芽 バナナマン(設楽統 日村勇紀 【スタジオゲスト】 辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)、ヒコロヒー (五十音順)
▼不可解な謎の風…原因を究明し、飛行機を世界一安全な乗り物に変えた、Mrトルネードと呼ばれたある日本人科学者…
「Mr.トルネードと呼ばれた藤田哲也さん」
藤田 哲也(ふじた てつや、英: Tetsuya Theodore “Ted” Fujita、1920年10月23日 – 1998年11月19日)は、日本・アメリカ合衆国の気象学者。日本の福岡県企救郡曽根村(現在の北九州市小倉南区)出身。ダウンバースト(下降噴流)とトルネード(竜巻)の研究における世界的権威として知られ、その優れた業績から Mr. Tornado(ミスター・トルネード)、Dr. Tornado(竜巻博士)とも称された。また観測実験で得た難解な数式なども、見やすい立体図などの図解にしてしまうことから「気象界のディズニー」とも呼ばれていた。
藤田 哲也:Thetsuya Theodore Fijuta.jpg
生誕:1920年10月23日
国籍:アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究分野:気象
研究機関:シカゴ大学
出身校:(卒業)九州工業大学工学部機械科(博士号取得)東京大学
主な業績:藤田スケール (F-Scale) の考案ダウンバースト・マイクロバーストの発見・解明
主な受賞歴:フランス国立航空宇宙アカデミー賞・金メダル(1989年) 勲二等瑞宝章(1991年)
Mr.トルネード 航空事故を激減・気象学者、藤田哲也
「ダウンバースト」を発見し、航空事故を激減させ、空の安全をもたらした偉大な気象学者・藤田哲也の足跡をたどる。

Mr.トルネード 航空事故を激減・気象学者、藤田哲也
「こんなすごい科学者がいた! 」 今、私たちは飛行機に乗って安全に世界じゅうを旅することができます。 しかし、30年ほど前までは、1年半に1度の割合で墜落事故が起こり、多くの人が命を落としていました。 そうした悲劇を食い止め、現代に生きる私たちに空の安全をもたらしたのは、一人の日本人でした。彼の名は藤田哲也。 飛行機が墜落する原因となる気象現象「ダウンバースト」を発見し、その後の飛行機の安全対策に大いに貢献した藤田。 アメリカで活躍し、日本ではほとんど知られてこなかったこの偉大な科学者の足跡 「ブレイブ 勇敢なる者 Mr. トルネード~気象学で世界を救った男~」 ダウンバースト(英語: downburst)とは、ある種の下降気流であり、これが地面に衝突した際に四方に広がる風が災害を起こすほど強いものをいう。
この突風は風速50mを超える場合がある。 ダウンバーストで倒れた街路樹 ダウンバーストによって同じ方向に揃って倒れた木々気象学者の藤田哲也はシカゴ大学在籍時、1975年6月24日に発生したイースタン航空66便着陸失敗事故調査を行い、このときの下降流がそれまで考えられていた積乱雲の下降流と異なるため、downdraft outburstと呼び、このときよりdownburst(ダウンバースト)の呼称で呼ばれるようになったとされる。
「現象」 積雲や積乱雲は、通常強い上昇気流によって形成されるということが知られているが、減衰期に入ると降水粒子が周囲の空気に摩擦効果を働きかけることで下降気流が発生する。この下降気流のうち、地上に災害を起こすほど極端に強いものをダウンバーストという。ダウンバーストは様々な(往々にして深刻な)被害を及ぼすことが多く、特に航空機にとっては深刻で最も注目すべき気象現象である。 なお、下降気流の風速は、通常のものでも「強い台風」あるいはF1の竜巻並みの瞬間風速30m/s程度が観測され、稀にこの倍以上の風速に達する。 ダウンバーストは地上付近に吹き降ろした後、地面にぶつかって水平方向に広がる。この広がりが約4km未満の局地的なダウンバーストはマイクロバースト、広がりが4km以上の広範囲のダウンバーストをマクロバーストと呼んでいる。 普通、マクロバーストよりもマイクロバーストのほうが風速が速く、強い。 また、ドップラーレーダーの観測においては、レーダーに対して離れる方向と近づく方向の2方向の風速の差(水平流の風速差にあたる)が10m/s以上のものをダウンバーストとしている。ただし、風速差の範囲があまりに大きいものはレーダーでの判別が難しいため、主に風速差の範囲が4km未満のマイクロバーストを対象としている。 ダウンバーストの規模を表現する際には、単に観測された最大瞬間風速を用いるほかに、
藤田スケールを用いることもある。
「航空機への影響」
マイクロ・バースト

マイクロ・バースト
離着陸を行っている航空機にとって、このダウンバーストは墜落に直結する現象である。これは特に失速速度に近い速度で飛ぶ、機体姿勢の不安定な着陸時に強い下降流によって地面に機体が押されるためである。またダウンバーストと同時に起きる現象としてウインドシアがある。これはダウンバースト中心から下降流が地面に吹き付けるが、この下降流は地面に跳ね返されて乱気流となりダウンバースト中心から放射状に風向が変わる。つまり低高度で急激に風向が変わるのである。 例えば着陸進入時に滑走路手前でダウンバーストが発生していたとすると、最初は強い向かい風が吹くために機体が浮き上がる。 これに対してエンジン出力を絞るなどしてパイロットは着陸進入を続けるが、ダウンバースト(マイクロバースト)中心付近を通過すると一挙に機体が地面に向かって押された後で、今度は機体に対して強烈な追い風が吹く。 このためエンジン出力を増して対気速度を上げる必要に迫られるが、民間機用のジェットエンジンはレシプロエンジンと違いパイロットの操作から出力上昇まで数秒のタイムラグがある。 従って着陸時は元々失速速度までの余裕が少ないために、あっという間に失速に陥ってしまい低高度のため回復させる余裕もなく墜落してしまうことがある。 墜落に至らなくても、ほとんど墜落に近いかなりの衝撃を伴ったハードランディングとなる。 このような事故が1970年代から1980年代に特に民間航空機の就航本数の多いアメリカ合衆国で多発した。そのため、近年では空港に気象用ドップラー・レーダーを設置し、その発生を検知・予測し、墜落事故の防止を行う研究が進んでいる。また、航空機側でもウインドシアに対する対策は進められており、A320等ではウインドシアを感知した場合、警告を発すると共に自動的にゴーアラウンドに入って回避するプログラムが作動するようになっている。
『奇跡体験!アンビリバボー 』についてまとめてみた
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