【グレーテルのかまど】クロアチアの伝統的スイーツ「クレームシュニタ」!大使夫人が語る本場の味わい
お菓子にまつわる物語や歴史を紐解きながら、ナビゲーターの瀬戸康史さん(ヘンゼル)が実際にお菓子作りに挑戦するNHK Eテレの人気教養番組『グレーテルのかまど』。2026年5月18日の放送回では、東ヨーロッパの美しい国・クロアチアの伝統的なスイーツ「クレームシュニタ」が特集されました。
番組には、なんとクロアチアの大使夫人が登場し、母国の誇るこの絶品スイーツの歴史や、家庭での楽しみ方を語ってくれました。日本ではまだあまり馴染みのない「クレームシュニタ」ですが、実はとってもシンプルで奥深い味わいを持つお菓子です。今回は、番組で紹介されたこの魅惑のスイーツについて、その特徴や作り方のコツを深掘りします。
「クレームシュニタ」とはどんなお菓子?
「クレームシュニタ(Kremšnita)」は、クロアチアをはじめとする中東欧地域で広く愛されている、伝統的なカスタードケーキです。名前の響きからしてなんだか美味しそうですが、その構造は至ってシンプル。
一番の特徴は、上下を薄くてサクサクのパイ生地で挟み、その間にたっぷりの「カスタードクリーム(とメレンゲを合わせたもの)」が分厚くサンドされていることです。仕上げに粉砂糖がまぶされており、見た目は日本の四角いシュークリームやミルフィーユに少し似ています。しかし、口に入れるとパイ生地の香ばしさと、フワフワで軽い食感のカスタードクリームが絶妙に溶け合い、いくらでも食べられてしまうような魅惑の味わいを持っています。
クロアチア大使夫人が語る「故郷の味」
番組に登場したクロアチアの大使夫人によると、クレームシュニタはクロアチアの人々にとって「週末の家族団らん」や「お祝い事」の席には欠かせない、まさに国民的なスイーツなのだそうです。
特にクロアチアの首都ザグレブ近郊にある「サモボル」という町で作られるクレームシュニタが有名で、休日になるとこのケーキを求めて遠方から多くの人が訪れるのだとか。大使夫人は「外側のパイ生地はしっかりと焼き上げて香ばしく、中のクリームは雲のように軽く仕上げるのが本場のコツです。一口食べれば、美しいサモボルの風景が目に浮かびますよ」と、故郷の味への誇りを笑顔で語ってくれました。
ヘンゼル(瀬戸康史)も挑戦!「雲のようなクリーム」の秘密
番組後半では、大使夫人から教わった本場のレシピをもとに、ヘンゼルこと瀬戸康史さんがクレームシュニタ作りに挑戦しました。
一番の難関であり、美味しさの要となるのが「分厚いのに重くないクリーム」を作ることです。一般的なカスタードクリームだけだと重たくなってしまいますが、ここにしっかりと泡立てた「メレンゲ(卵白)」を熱いうちに素早く混ぜ合わせることで、あの独特の「雲のようなフワフワ食感」が生まれるのです。画面越しにも伝わってくる、プルプルと揺れるクリームの仕上がりには、思わず喉が鳴ってしまいます。
まとめ:新しいスイーツとの出会い
今回の『グレーテルのかまど』は、クロアチアの歴史や文化に触れながら、新しいスイーツの魅力を知ることができるとても素敵な放送回でした。
最近は日本でも、世界の郷土菓子や伝統スイーツがブームになっています。「マリトッツォ」や「カヌレ」の次に流行るのは、ひょっとするとこの「クレームシュニタ」かもしれません。番組のレシピを参考に自宅で作ってみるのも良し、提供しているカフェを探してみるのも良し。皆さんもぜひ、クロアチアの風を感じるこの絶品スイーツを体験してみてください。


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