【クレイジージャーニー】24年間日本に帰らず世界一周!人力手漕ぎボートで大西洋横断の男・岩崎圭一の数奇な人生
独自の目線や強いこだわりを持って世界や日本を巡る人々(クレイジージャーニー)の体験談を紹介する、TBS系の人気伝聞型紀行バラエティ『クレイジージャーニー』。2026年5月4日の放送回では、「24年間60か国を巡り一度も帰国せず世界一周を目指し中の男がロサンゼルスから中継で登場」と題して、規格外の冒険家・岩崎圭一さんが特集されました。
「世界一周するまで日本には戻らない」という強い決意のもと、飛行機などの文明の利器を使わず、自転車や手漕ぎボートといった「人力」のみで地球を巡り続ける岩崎さん。彼のあまりにも過酷で、そしてあまりにも自由すぎる24年間の軌跡と、海外の有名オーディション番組で一躍時の人となった奇跡のエピソードをご紹介します。
所持金ほぼゼロからの出発!「人力」にこだわる理由
岩崎さんが日本を出発したのは、なんと2001年。実に四半世紀近く前のことです。実家のエアコン修理会社を手伝っていた彼は、ある日突然「世界が見てみたい」と思い立ち、所持金わずか160円(番組調べ)でフェリーに乗り込み韓国へ渡りました。
彼の旅の最大のルールは「人力で移動すること」。自転車でユーラシア大陸を横断し、ヒマラヤ山脈を越え、時にはカヌーで川を下ります。「飛行機に乗ってしまえば、点と点の移動になってしまう。人力で陸路や水路を這うように進むからこそ、世界が繋がっていることを実感できるし、途中の街に住む人々のリアルな生活を見ることができる」と、岩崎さんは語ります。
死と隣り合わせ:106日間の大西洋「手漕ぎボート」横断
24年間の旅の中で最も過酷だったエピソードとして語られたのが、手漕ぎボートによる大西洋横断です。
ヨーロッパから南米大陸まで、距離にして約6,200キロメートル。波に翻弄され、嵐に見舞われ、サメがボートの周囲をうろつく過酷な海の上を、岩崎さんはたった一人で、自分の腕の力だけで漕ぎ進めました。食料はフリーズドライ中心で、水は海水を淡水化する装置で確保。106日間という想像を絶する孤独と肉体的限界の末、ついに南米の地を踏んだ時の映像は、スタジオのMC陣(松本人志さん、設楽統さん、小池栄子さん)を言葉を失うほど圧倒しました。
路上マジックからイギリスの『ゴットタレント』へ!?
これだけの壮大な旅を続けていれば、当然「旅の資金」が必要になります。岩崎さんはどうやって資金を調達しているのでしょうか?
実は彼は、独学で覚えた「マジック(手品)」を旅先の路上で披露し、その投げ銭だけで日々の生活費と旅の資金を稼いでいるのです。彼のストリートマジックの腕前は旅の中でみるみる上達し、なんとイギリス滞在中には、世界的に有名なオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』に出演することに。
英語での巧みなトークと、指輪を使った鮮やかなマジックで、辛口審査員として知られるサイモン・コーウェル氏をも大爆笑させ、なんとゴールデンブザー(無条件で準決勝進出が決まる特別ボタン)を獲得したのです!この快挙は当時、日本でも大きなニュースになりました。
まとめ:自由を体現する男の旅は続く
今回の『クレイジージャーニー』は、ロサンゼルスに滞在中の岩崎さんと中継を結んで行われました。彼の次の目標は、北米大陸の横断と、その先のユーラシア大陸への横断(ロシア方面)だそうです。
「いつ日本に帰るの?」という質問に対し、岩崎さんは日焼けした笑顔で「世界一周のルートが完全に繋がったらですね」と答えていました。常識にとらわれず、自分の足と腕だけで世界を測り続ける岩崎さんの旅路を、これからも応援したくなる素晴らしい放送回でした。


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