パリで活躍する日本人女性シェフたち!
パリで流行っている「BENTO」
今、パリの街では、「BENTO」という食事が流行っている。日本人の女性シェフが手がけるレストランで、日本料理とフランス料理が融合した料理が提供されている。伝統的な和食から洗練されたフランス料理まで、さまざまな味が楽しめるのが “弁当 “だ。
BENTO “は、光の都で着実に人気を集めている。食文化は世界に広がっている!?日本人の女性シェフ、Hanakoさんが率いる「BENTO」は、和食とフレンチを融合させた驚きの料理で、人気のオーガニックフード店です。著書『食堂ラプソディー ひとりグルメの密かな愉しみ』では、その斬新な料理論を披露しています。
〈Le Petit Keller〉/パリ11区
パリにある小さなレストラン「ル・プティ・ケレー」は、遠藤かほりさんがビオ(生態学的栽培)の食材を使って、日本やフランスのガストロノミーにとらわれない料理を作ることで知られています。
2008年、料理家である〈ナナシ〉は、弁当のアイデアとレシピを初めて発表し、その後、弁当はフランス語として定着した。弁当という言葉は、このとき初めて世に出たのです。
テイクアウトが可能な惣菜のチェーン店が一般に普及しましたが、プラスチック容器に入った冷たい料理しか提供されていませんでした。そこで、手作りのオーガニックな料理、つまり「つけ弁」を提供したいと考え、「BENTO」という定食を作りました。
12ユーロで、味噌風味のマスカルポーネを使ったDaily BENTOのタタキ風ステーキと、グリル野菜、ブロッコリー、ニンジン、ワカメのメドレーサラダが味わえます。添えられた玄米は、ワラビとバイオ農産物を半々でブレンドしたもの。
さらに、自家製レモンのコンフィが美味しさを引き立て、肉は贅沢なたまり醤油で味付けされている。BENTOの料理は、フランスでは単なる「日本食」の枠を超え、パリの日常生活に欠かせないものとなっているのだ。
〈Le Petit Keller〉
■13 bis rue Keller 75011 Paris
■33-1-43-55-90-54
■12:00~14:15、19:30~22:30(10:00~カフェ営業)
日月定休
■52席+テラス席/分煙
パリで活躍する日本人女性シェフその2
日本人女性シェフの先駆けとしてフランスでミシュランの星を獲得した神崎千穂シェフは、料理へのこだわりを持ち、インスピレーションを与えてくれる存在です。
世界の料理の都パリで「私たちの色」を操るマウロシェフは、その後、ミラズールで出会い、現在も公私ともにお世話になっているマルセロ・ディ・ジャコモ氏と南米でカフェを立ち上げることを予想したが、その提案は頓挫した。
そして、2014年、ついにパリに移転。そして、信者の協力を得て7区にある広大な名店を手に入れ、2016年4月、ついに自分たちが求めるスタイルでヴィルトゥスを設立したのである。その1年後、現住所に変更した。
世界的な美食の発信地であるパリを代表する料理人であるマウロシェフは、ミラズールで出会い、公私ともに親交のあるマルセロ・ディ・ジャコモとともに南米でカフェを始めることを計画したが、実現に至らなかった。
やがて2014年、パリに移住。その後、パトロンの後押しもあり、7区に大型の一流レストランを獲得し、2016年4月、成功とともに、望んだコンセプトでヴィルトゥスを設立した。その1年後、住まいを移した。
神崎氏とマルセロ氏は、自分たちのビジョンに基づいたレストランの捏造に時間とエネルギーを費やしていたが、2019年1月、ミシュランの授賞式の2日前に一本の電話がかかってきたという。それまで何の音沙汰もなかったため、二人は志が実現することを諦めかけていた。
しかし、そんな2人のもとに、人生を変えるようなニュースが飛び込んできた。祝賀会のサプライズとは裏腹に、この受賞は神崎がヴィルタス設立当初から熱望していたことだった。授賞式の直前、その思いが通じたのか、感動の涙と歓声が沸き起こった。
パリによる日本人シェフを次世代に
神崎氏は、次世代に受け継がれるレガシーを構築するため、スタッフを育成する意欲を表明した。そのためには、ビジョンを共有し、それを実行に移せる仲間をつくることが重要だという。
そして、そのようなかけがえのない仲間が、独自のスタイルや文化をつくり、それを持続させていくことに貢献できるのだと述べた。
神崎千帆/Chiho Kanzaki
営業時間 火曜 19時〜21時、水曜〜土曜 12時〜13時、19時〜21時
定休日 日曜・月曜
ランチメニュー「Formule Découverte Déjeuner」39€~、
ランチ&ディナーメニュー「Menu Dégustation」85€~
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